JN2324 JA8703 Saab340B TJH→ITM

 
 先ほどの便が少し早く但馬に着いたので折り返しに少し余裕がある。そんな訳で珍しい事だけど空港の喫茶店でコーヒーなんて飲んでみた。¥350。
 今日6度目となるサーブの搭乗。当然の事ながら朝と同じ係員が目に付く。係員の方は今朝と同じ人なんて覚えているかどうか、定かではない。搭乗が始まる。雨が降り出した。冷たい雨だ。さほどの降りでないと思ったけれど機内に入りコートを脱ぐと結構濡れている事に気が付く。傘、借りれば良かったかも。
 結構座席が埋まる。ぱっと見た感じ数席空席があるかな程度。18:02、Doorclose。伊丹までの飛行時間、35分と案内される。まもなくプロペラが回りだす。18:04、Taixing。すっかり夜の帳が下りた中、滑走路の誘導灯が良く目立つ。プロペラが激しく唸りブレーキ解放。1,200mしかない滑走路の中ほどを過ぎた辺りで地上を離れる。
 浮かび上がったとたんに激しく揺さぶられる。左旋回すると豊岡の街と先ほど飛び立った但馬空港の明かりが目に入るようになる。まもなく明かりが消える。雲に入ったのかもしれない。
 18:13、ベルト着用サイン消灯。伊丹空港到着予定時刻は18:40との事。早速キャンディーのサービスが始まる。「先ほどと同じでございますが」と等といわれたのは、散々折り返し搭乗をやって来たけど初めての経験。まぁ、ビタインと黄金糖があればそれでいいんです。どうせ一つしか貰わないし。最近は琉球黒糖がお気に入りだったりしますが。
 18:19、ベルト着用サイン点灯。街灯りが前方に見えてきた。灯りはだんだん大きくなり、そして海に化ける。今度はきちんと淀川を渡る。大阪の中心地を望みながら降下。18:32、Landing、RWy32R、18:35、Spot in。降機時の会話。 
「この後羽田へお乗り継ぎですか」
「はいそうです」
「ありがとうございます」
 まぁ、物好きですんで。
 で、羽田なのだけど次に搭乗するのは最終便の羽田行き。19:30の便に乗りたかったけど先得割引では取れなかった。前便振替の出来ないチケットゆえ時間まで伊丹で大人しく待たねばならない。