JL8831 JA8912 B777-400 HND→KMP 

 7:55ごろ、搭乗開始となる。搭乗橋に何となく見覚えがある。これJASの搭乗橋だよね。羽田第二ターミナルが出来る以前にA300なんかの充当便に乗ると、バスで海側へと連れてかれて離れ小島のようなターミナルから乗せられる事があったけど、ちょうど同じ場所らしい。
 国際線だとJGCは優先搭乗の対象。おかげさんで余裕を持って席に着き、荷物を仕舞いこめる。後から乗ってくるけど満席にはならない。概ね、窓側通路側が埋まる程度だから6割の搭乗率と言ったところ。8:10、「あと15名様のご搭乗をお待ちしております」と案内される。男声だ。いわゆるステュワードが搭乗しているらしい。8:15、Doorclose。金浦までの飛行時間が1時間40分であること、富士山の北側から松江上空を経由する事、金浦の天候は現在晴れ、気温25℃である事が案内される。1時間40分ってえらい早着しない?でもココからが長かった。
 8:20、Pushbuck。これは定刻。8:27、Taixing。今日は16を使っているけどどちらの滑走路かなぁ、なんて眺めていると何処までゆくのかガタゴトガタゴト。あー、A滑走路まできやがった。ここでストップ。「羽田空港出発機混雑のため10分から15分ほど離陸まで掛かる見込みです」全く動かなくなる。時刻は8時40分を過ぎたところ。
 8:53、ようやくTakeoff、RWy16R。扇島が霞んでゆく。東京湾上のカーブは気付かなかった、9:00、ベルト着用サイン消灯。横浜が見えている。取り合えずプログラムでも聞くか、時間があるから落語がいいな。飛行機は大月上空まで来ている。反対側の窓からなら富士山が見えている筈。
 お弁当が配られる、正確に言えば機内食なんだろうけど、お弁当でしょうねぇ。箱を開けておつまみやら紙ナフキンを出す。お弁当とデザートが中に。ウェブサイトにメニューが出ているけど良くも悪くもそれ以下でもそれ以上でもないな。美味しいけど、量は少ない。朝食と考えれば、まぁ良いのかも。
 機内食
 写真:機内食
 飛行機は中央アルプス上空に差し掛かっている。高度は11,600mで水平飛行に入る。対地速度は940km/h。西に行くにしては早いわな、確かに離陸後1時間40分でソウルぐらい飛んでしまいそうだ。飛行機は若狭湾から日本海上を行くようになる。9:35、機長から案内。あと5分ほどで松江の北側を通過、金浦には定刻より5分早い10:35を見込んでいるとの事。金浦の天候は晴れ、気温は30℃とのこと。
 飛行機は9:39、隠岐を眺めたのを最後にどこまでも青い空と海の中を突き進んでゆく。それもしばらくの間、9:55、もう釜山の近くまで来ている。10:00ごろ、明らかに降下開始。韓国の大地が見えてくる。少し揺れ出す。
 韓国
 写真:韓国の大地が見えてくる
 着陸間近
 大田の東方を飛行中。まもなくベルト着用サイン点灯
 あと20分で着陸と案内が入る、時刻は10:08。韓国国内撮影禁止の案内も。眼下には滑走路が見えている。まぁ軍用なんだろうねぇ。10:19、ベルト着用サイン点灯。雲が若干出ているようで揺れが多少ある。だんだん団地やら何やら都会の匂いがしてくる。時折雲をかすめる。少し揺れる。10:29、Geardown。ただいま車輪を出しました。あと3分で着陸いたします、今一度ベルトの着用をご確認下さい、と機長から案内。国内線では先ずないことだなぁ。10:31、Touchdown、Rwy14R。
 昼間見る金浦空港大韓航空とアシアナしかいないなぁ。羽田に見慣れている身には首都の空港としては寂しいよねなどと思うけど、まぁ国土が狭い国だし、こんなものかもしれない。10:39、Spotin。