JD1821 JA8370 HND→KKJ

 ラウンジなんぞに寄っていたらとうの昔に搭乗開始。10番スポット付近のラウンジから5番スポットへと歩いていったら最後の方になってしもうた。今日の機材はMD-87。レジを見ている余裕も無い。乗り込んでみると殆ど満席。今日は手続きが遅かったせいか窓側は押さえらなかった。9:08、Doorclose。9:10、pushbuck。北九州までの飛行時間は強風の影響で多少時間が掛かり、1時間40分との事。上昇中は揺れも予想されると言う。9:15、Taixing。
 朝着いたときはRWy16で飛び立っていたけど何時の間にかRWy34。5番からだから近いはずだけどTakeoffは9:23になった。RWy34R。羽田カーブ、人越しに横浜を遠くに眺めながら東京湾上を一旦東へ向かい、木更津航空隊らしい滑走路を眺めつつ右旋回。再び羽田を見下ろす9:31、サイン消灯。揺れが予想されると言う割には穏やかなフライトの始まりだ。多摩川を望み、相模湖が見える。視線を動かすと橋本駅前らしいビルが見えた。9:36。首都圏ともしばらくお別れ。少し雲が出てきた。地上を追うのはやめにする。
 9:43、JD担当便らしく操縦席から飛行状況の案内が入る。現在、高度8,500mを対地速度630km/hにて飛行中とのこと。やはり向かい風が強いらしい。この先名古屋と岡山の上空を通過して北九州には定刻より10分遅れて11:05に到着する見込みと言う。天候はくもり、気温は5℃と仰る。えらい寒い。
 外をチラッと眺めると琵琶湖が見えた。その北西、比叡山は雪をかぶっている。時刻は10:05のこと。何度か軽く揺れた後、10:40、ベルト着用サイン点灯。雲が近づいてきて窓の外が白くなると揺れる。雲の下に出ると機内がひときわ薄暗くなる。窓の外には瀬戸内海、船が幾艘か浮かんでいる。10:49、海上新北九州空港が見える。滑走路に描かれた×印が目に付く。10:52、Geardown。まもなく海が近づいてくる。養殖用らしい筏が浮かぶ。10:52、Touchdown、RWy29。滑走路の柵がえらい低く見える。住宅地がすぐ目の前に迫る。滑走路端までゆきターンして10:55、Spotin、SP1。北九州、小雨が降っている。
 北九州は本当に小さな空港。たった一つのホールディングブリッジを歩くと地上1Fに出てしまう。地上を歩いて小さなターミナルへ。折角なので折り返し便を展望デッキで見送ろうと志すけど展望デッキへ通じる階段が見当たらない。案内所で聞くと建物を出てその横にある階段を上がり、なんていわれる。言われた通りに出てみると確かに階段がある。何か沖永良部や与論の展望デッキと変わらんなぁ。
 折り返し便を見送る。搭乗が終わり、Pushbuckが始まると空港係員が全て出てくる。グランドホステスも勢ぞろいして離陸機に手を振る。こんな光景はじめて見た。よっぽど暇なのかななんて思ってしまうけど、そんなことを口にしたら、彼女たちの耳に届いてしまいそうだ。MD-87は今度はRWy11、海へと向かって飛び立ってゆく。辺りを包む爆音。すぐそこに住宅地が広がるだけにあんまり本数は増やせそうにないなぁ、確かに。
 リムジンバスはとうの昔に行ってしまったので歩いて下曽根の駅まで出る。徒歩10分ほどで下曽根到着。この先どうしようかという事で一度見てみたかったところへ向かう。
 九州鉄道記念館 http://www.k-rhm.jp/
 同じ北九州市内の移動だけど下曽根門司港は\450。結構いい値段するなぁ。時間はどのくらい掛かるのだろう。12分発というのが行ってしまってその次は34分。結構間隔が空いている。やってきたのは415系セミクロス車だった。小倉までは20分強。ココまで来てしまえば先が読める。門司港行き乗換えというアナウンスが入ったのでここで乗り換え。その間に、