HC2877 JA03HC OKD→HKD

 本日三回目のHACは函館行き。丘珠から飛び立つ最終便だ。どうやら混雑しているみたいなのでカメラバックを預ける。「免責がどうのこうの」と言い出し「出来れば持ち込んで欲しい」と言いたげだったけど混雑している機内にカメラバックは流石に無理だ。「今日の便、空いてます?」「生憎混雑しておりまして」これで預けることに決定。身軽になって搭乗待合室へ。小さな待合室は人で溢れている。なるほど、殆ど満席かもしれない。
  17:21、搭乗開始。歩いて機体へと向かう。今度の機材はJA03HC。JA01HC→JA02HC→JA03HCと乗り継いだ。HACの保有機材は3機だから今日1日で全ての機材に乗ったことになる。
 薄暗い機体の中はほぼ満席。何時もなら乗客を乗せない窓無し12番まで乗客が乗っている。17:24、Doorclose。函館までの飛行時間は40分とのこと。17:28、Taixing。本日丘珠最終便を整備員とグランドホステスが総出で手を振り見送る。17:31、Takeoff、RWy32。札幌の街が霞みに包まれてゆく。 石狩川らしい大きな流れを臨み、石狩湾上空へ出たのを最後に地上の様子は分からなくなる。何時の間にか機体右側に夕陽が。機体が南下している証拠。17:38、ベルト着用サイン消灯。高度3,700m、対地速度500km/hで飛行中、函館到着は18:15とのこと。
 雲海に夕陽が輝いている。
 
 HC2877 丘珠発函館行き JA03HCから
 しばらくぼけっと雲海を眺めていると17:50、ベルト着用サインが点灯。もう函館か、さすがに早い。突然、地上が見えてくる。海岸線が見えている。どこか小さな漁港。噴火湾のどこかかな。飛行機は亀田半島を横切る。再び海へ出る。津軽海峡、視線を海岸線の先へと伸ばしてゆくと函館山が見えている。津軽海峡の上で旋回、結構揺れる。18:04、Touchdown、RWy30。
 隣のスポットに丘珠でもみたA-netの機材が居る。飛行機の向こうに函館山、ついつい立ち止まって見惚れる。