重量屋

箱根登山

 7時前に目覚め、準備をしてチェックアウト。雨はやんでいる。昨日の願いが通じたのか裏切られるのか分からないけど、嬉しい。客先へと向かう。
 ちょっと早めに到着。現地で待っているといろんな人が集まってくる。昨日工場を出たトラックも到着している。さて本日は装置の搬入。
 数トンある装置を現地の部屋へと入れる。部屋は狭く奥まっており簡単には搬入出来ない。そこで専門の業者が登場する事になる。その名を重量屋。
 重量屋と言う名前が一般的な名称なのか狭い世界でしか通用しない名称なのか良くは知らないけどぐぐるとそれなりにサイトが出てくるようで一般名詞なのでしょう。
 クレーンで荷物を下ろす。入り口には段差があるけど予めステージを組んで段差を無くしておりその上に降ろす。彼等が戦車と呼ぶ台車に荷を下ろし人力で運ぶ。荷は台の上に降ろすのだけど、ジャッキで上に上げ少しずつ進めて材木を介い、最後は櫓を組んで吊り上げて材木を抜き降ろす。いくつかの荷を同じように吸え付けてゆき終わったのが夕方。
 プロの仕事って半分は経験、半分は道具で成り立っているんだなぁとつくづく思う。
 帰りは営業さんが名古屋駅まで送ってくれた。駅前で降ろしてもらうと18時半前。さてどうやって帰ろうかと考え、金券屋にゆく。新横浜と名古屋で\2,000違うので小田原にしてしまう。428A J38に乗車。