【今日の空弁】そらの小箱 天むすび \620 NRE大増

ドリンクを頂いたのでお弁当に手を付ける。天むすが2個、それに煮物類。朝食にはちょうど良い感じ。
7:22に御前崎沖、7:31に志摩半島沖を通過する。相変わらず雲上を700km/h弱でのフライト。
7:36 シートベルト着用サインが点灯した。紀伊半島に差し掛かるところ。降下を始め雲に突入すると軽い揺れを感じる。
7:46 627km/h 3,200m 白浜北方。更に進むと地上が見えるようになる。何時の間にか海の上に出ている。すぐそばに入り組んだ海岸線。和歌山の南方だろう。やがて遠くに和歌山市街地が、さらに遠くに淡路島が見えるようになる。真下には何隻かの船。次第に淡路島が大きくなってくる。
7:56 鳴門海峡大橋がかすんで見える、もう徳島だ。眼下の海に養殖筏。海岸線のそば、もう空港だ。地上が現れまもなく滑走路が見える。
7:57 touch down RWy29
8:01 Spot in
 1年ぶりの徳島空港。予報通りの小雨。せっかく晴れる日が多い1月に徳島に来たのに曇天とは運が悪い。幸い雨はポツポツ程度なのでまぁ何とかなるかmしれない。スポットの一角に今日のお目当てがいる。YS-11 JA8763だ。今朝一番の福岡ゆきに備え、タンクローリーや電源車、暖房車(って言うのかどうか知らないけど)が横付け。
 JA8763の出発準備は淡々と進む。フォークリフトがやって来て手荷物の積み込み。結構な数がある。操縦士が一度乗り込み再び外に出る。機体を点検。手でプロペラを廻したりする。燃料補給が終了。タンクローリーが去っていった。乗客の搭乗が始まる。今日は満席、との事で乗ってゆくお客さん、多いこと多いこと。中年男性の姿が多く、なにかの団体が入ったのかもしれない。羽田から来たスカイマークエアラインズのJA767Dとほぼ同時刻にまず左のプロペラが廻り始める。次いで右。電源車が、暖房車が、離れてゆく。2つのターボプロップが奏でるサウンドが空港を支配する。来て良かった、と本当に思う。地上係員が手を振り見送る。くるっと向きを変えて滑走路へと向かう。JA767DはRWy11で洋上へと飛び立つ。JA8763はRWy29。滑走路端へ遠ざかってゆき、反転して疾走。こちらへと向かう。滑走路半ばで浮かび上がり緩々と上昇してゆく。展望デッキから450mm相当でちょうど良い感じ。日の光には恵まれないけど、早く出てきて良かったかなぁ、と思う。
 さて今度搭乗するのはJAC3564。たった今徳島を飛び立ったJA8763が福岡を往復した後に出る徳島発福岡行き。出発予定は13:00なので4時間もある。とりあえず名古屋からやって来たNALのフォッカー50、JA8200の着陸をしっかり眺める。時間があるのでこの離陸まで見送るのが筋だろうけどえらく寒い。雨もぽつぽつ降ったままなので凍える。一旦引き下がることにしてチェックインを済ませる。友人カウンタで徳島-福岡-鹿児島-羽田の3搭乗分。正直、恥ずかしい。
 まだまだ時間がある。とりあえず空港から離れたい。近くを徳島や鳴門に向かうバスが通っているのでバス停まで行ってみる。バス通りに近づくと鳴門方向から徳島方向へバスが走ってゆくのが見える。交差点まで来ると今度は徳島方向から鳴門方向にバスが行った。鳴門公園ゆき。次は30分後。殺風景な場所で30分バスを待つ気にはなれない。
 もう一つ、時間つぶしの候補があるのでそちらへ向かう。歩くことしばし、バイパスに出る。左に曲がってちょい。道の駅に辿りつく。バスターミナルも兼ねていてバイパスを大阪駅前ゆきのバスが走ってゆくのが見える。空港からは20分以上掛かったような気がする。
 徳島とくとくターミナル
http://park7.wakwak.com/~ishikawa-ya/tokutoku/
 空港にもパンフレットが置いてありどれほどのものかと思ったけど、実際のところ、道の駅としてなら大きい部類に入るのだろうけど、あんまり期待して行くところではないように思える。みやげ物を見て、地酒と小松島の竹輪を買い、ベンチで食べてみた。物価は空港より確実に安いから、そういう点で見れば来る価値はある。1時間ほど滞在して空港へ引き返す。帰りは少しショートカット出来たので20分弱ほどで戻れた。
 空港に戻る前、携帯で福岡-徳島の運航状況を確認しておいた。先ほど徳島を発ったJA8763は定刻よりも早い10:22に福岡に到着。折り返し11:04に福岡を離陸しており、徳島着陸予定は12:10とある。少し早い目早い目に動いているようだ。もう一度展望デッキに出る。さきほどは一人だったけど多少家族連れやら撮影する人が出てきている。雨は相変わらずしとしと降り続く。
 JA767Dが現れる。定刻よりもちょっと遅れている。今度の便にどれだけの乗客が居るものかはよくは分からない。雨宿りしながらJA8763の到着を待つ。12:10過ぎ、遠くに光が見える。恐らくYS-11、近づいてくる。はっきりとYS-11と識別できる。やがて着陸。スピードを落とし誘導路へと入ってくる。JA8763。さきほど朝8時に顔をあわせた二機が再びまみえる。
 先ほどと同じスポットに入る。プロペラが止まり、タンクローリーや電源車が近づいてくる。乗客が降りてくる。ここまで眺めたところで搭乗待合室へと向かった。