JN3653 JA8763

 JA8200がtaixingを始めるのを見計らって搭乗口に戻る。セキュリティチェック。開いているのは1箇所、行列の長さに憂鬱になる。またカメラバックの中身を全部出せとか言われるんだろうなと。しかし、なぜかスルーする。理由は分からない。まもなく搭乗開始となる。
 鹿児島行きは先ほどと同じJA8763。同じアテンダントさんに迎えられ、今度は後方窓側の座席に座る。今日は満席との事だけど本当に満席。64席、びっしりと埋まる。YS-11目的の修行僧が多いのかと思ったけど、小さな団体が入っているらしい。大きな荷物を上の棚に上げて注意を受けている人、多し。隣りの人も荷物を上げようとして注意され、前の座席の下と自分のひざの上へ。自分もカメラバックはひざの上に載せる。ほぼ定刻にドアが閉まる。後方座席だとドア閉めの際に動いていると思われる油圧ポンプの音が良く聞こえる。プロペラが一つずつ廻りだす。前方に座るときのような振動や騒音はここまでは届かない。比較的、おとなしめ。
 徳島の時と同じアテンダントさんが演じるエマージェンシーデモを眺めていると、機体が動き出す、15:11。先ほどと同じRWy16を使う。ほとんど待たされること無く滑走路へ出るとフルスロットル、継ぎ目を拾う振動と前方から聞こえるターボプロップサウンドと。空へと舞い上がる。ギアが仕舞い込まれるのが見える。福岡の街が眼下に広がる。西鉄の電車が走っている。
 今度も揺れは少ない、快適なフライト。昨日天気予報を見ながら思い浮かべた大揺れのフライトとはずいぶんとかけ離れている。高度を上げる従い、地上が霞んでゆくが雲は出てこない。どうやら雲は九州から離れて行ったようだ。やがて地上には有明海が見えるようになる。海苔の養殖筏が浮かぶ。手前は田園地帯。15:26、市街地が広がる。海岸線には工業地帯。恐らく大牟田ではないかと思う。右側の席にも何度か座ったけど大牟田に気がついたのは初めてだ。遠くには島原半島が見えてきた。あいにくの霞、雲仙は雲に隠れて見えない。こうしてみると有明海は大きな湖のようにも見えた。
 15:27 シートベルト着用サインが消える。早速キャンディーのサービスが廻る。結構居眠りする人も多く、ぱっと見た感じ、半分ぐらいの人は受け取らなかった様子。確かに音楽サービスも無いし、機内誌を見ているか持ち込んだ本を読むか、後は眠るか。YS-11のエンジンから伝わる振動は案外と眠気を誘う。自分自身も眠った経験があるし、今日も朝早かったせいか、徳島からの便、眠くなった。
 ついでアテンダントさんはるるぶを持って廻る。これもいつものサービス。ルートマップの配布はこのフライトでも無し。経験上、福岡-鹿児島はルートマップを配ることが少ないかもしれない。
 三角半島に差し掛かる。天草がその先に見える。天草五橋、確かに良く見える。ルートマップでもビューポイントとして扱っているのがよく分かる。そして機体は八代海へと横断、九州本土に戻る。そしてシートベルト着用サイン点灯。いつもこのあたりから雲が広がったりするのだけど、今日は霞を除けば視界良好。遥か彼方に見える流れは川内川、その先に広がる島は甑島かな。
 九州の山中を飛んでいるとまもなく着陸のアナウンスが流れる。右手前方に鹿児島湾と桜島が見えてくる。そして右旋回。やはり南側からの進入らしい。いつも眺める国分の街が広がり次第に高度を落す。15:48touch down、RWy34。定刻より10分以上早い。急減速。今殿着陸はきれいに決まった。
 降機の際、アテンダントさん、私にだけ「長らくのご搭乗お疲れ様でした」という。「お世話になりました」と切り返す。そりゃ、徳島から3時間だもんね。

 鹿児島空港は日が差している。スポットにはJA8766がいる。既に今日の運航は終了している様子。与論往復でもして来たのだろうか。他にJA8552の姿が見える。JAL新塗装のB777がいてこれはJA8979元ぐるぐる。ANAB777は良く見るとJA706A。12月に伊丹-羽田で乗った機材。スカイマークB767ANKB737-500もちらほら。相当賑やか。離着陸の頻度も高い。JA8788がやって来る。種子島からの便、折り返し16:45種子島ゆき。ここまでは押さえようと頑張る。だんだん日が傾いてきて撮影が厳しくなるけど今朝の徳島に比べれば恩の字だ。JA8983が来る。今の鹿児島では珍しいJAL旧塗装機。これから乗るJL1874に充当される模様。そして今日最後のYS-11出発便、JN3775が離陸してゆく。