【今日の駅弁】伊達鶏釜めし \750 (株)福豆屋

 腹は減っていないけど折角なので軽めにと思い。プラスチック製のなんちゃって釜めしなのでたかを括って箸をつける。「鶏」なのに一番箸をつけやすいところにあるのは椎茸。でも肉厚で美味しいわ、この椎茸。こんな美味しい椎茸はちょっと記憶に無い。鶏にも手をつける、これも美味しい。ぷりぷりとしたつくね。これも美味しい。バカに出来ないかも、この駅弁。こんなプラスチックの釜なんてヤメにして、普通の折り詰めに詰めこんで。おかずをもうちょい増やせばもっと売れる気がする。多少高くなるだろうけど構わない。
 一頃に比べたら日が長くなってきたとは言え、白河の関を越えて県境が近づき、沿線の雪が無くなるころにはすっかり辺りが暗くなる。黒磯の手前で電源切り替え。予備灯が僅かに点るだけで暗くなる。黒磯でも長時間停車。もう駅弁には手を出さない。酒が売っていない事も知っているので外にも出ない。
 黒磯を過ぎて眠くなる。宇都宮をおぼろげに覚えているだけで気が着くと大宮だ。さすがに目が冴える。赤羽で乗り換えるか新宿まで行くかちょい迷うけど何と無く新宿へ。山手線、今朝乗った205系第3編成とすれ違う。新宿の手前、温度計の表示は1℃。
 新宿から湘南新宿ラインで帰宅。電車が来るのを待つ間、寒さに震える。昼間の会津よりも確実に寒い。