会津

快速フェアーウェイ

 4時ちょい前の起床。ノロノロ準備していると時間が無くなる。外に出て初めて傘を忘れた事に気が着く。まぁしゃーないとそのまま駅へ向かう。始発で品川へ、。横浜で東海道に乗り換えるよりもちょい早めに着く。山手線は一緒。205系の3番編成に揺られる。
 新宿で昨日指定を取った快速フェアーウェイ、会津若松行きに乗る。山手線のホームから国鉄色の特急車両が見えたからあれだなとは思ったけど乗換通路には案内が何もない。適当に7番線に出て見るとそこに列車が止まっている。側面の表記は「臨時」前面も「臨時」の表記。「会津若松」という幕が準備されていないのかもしれない。
 腹が減っているけどキヨスク売店も開店してない。仕方ないので改札外へ買い物、戻ってくると南口の弁当屋が開店している。6:30〜と出ているから10分少々のフライング。それなら待ったのにorz
 列車は懐かしの485系1000番台である。モハ485-1021とかクロハ485-1030とか。元々は南秋田運転所に居たであろう車両達。クロハ481が南秋田に30両も居たと思えないのだけど、まぁ秋田に絡んでいる事は間違い無い。
 http://www1.odn.ne.jp/niinii/kuroha481.htm
 なるほど、クロハになった後は、はつかりに充当されていた訳ね。まぁ、幼い頃、線路際で憧れの眼差しを向けていた事もあったに違いない。
 新宿を定時で出る。気温2℃だって。禁煙車を中心に想像以上に乗っている。案外と満席と言うのも当たっているのかもしれない。そのうちに結構な割合がヲタ、と言うか鉄道ファンと言うか。18きっぷの最後の一枚をどう使うかと悩んだ時に、出す結論はあんまり変わらないのかもしれない。大宮で停まったホームの隣、C57の回送が停まっている。なんか結構な人数が列車から飛び出て走りまわる。
 大宮からうたた寝。久喜や栗橋に停まったのはおぼろげに覚えているけどしっかりと目と覚ましたのは宇都宮を過ぎた後。少しづつ日陰に雪が残るようになる。
 黒磯。これも懐かしい赤いED75がたむろし、小雪が舞う。ヲタさんが結構降りて行く。何だろうと思ったけど「さよなら115系 2005年1月15日」の文字。なるほど納得。初めての4分停車。駅弁とビールでも買ってこよう。駅弁は売っているけどビールは無い。改札外のニューデイズにも無いので店員の姉ちゃんに聞いてしまった・「駅の中で酒売っていないんですか」って。売っていないんだって。そんな駅がJRにあるんだ。駅弁は買ったけどビールが無いから食べるのは見合わせ。
 黒磯を過ぎると沿線が本格的に白くなる。吹雪いてきた。福島の南部は意外なほど雪が少ないけど、今年の年末からの大雪でこのあたりも白くなったらしい。そういえば東北線の在来線の方を昼間辿るのは久し振りかもしれない。確か96年の3月に会津若松に行った。その時は黒磯から715系だった。その後は多分2001年の正月に会津若松に行った事があると思うけどその時はムーンライトえちごを使って新潟廻りで入ったはず。
 矢吹で待避線に入る。ビールと思ったけどキヨスクもコンビニも無かった。485系は思いっきりオタに嬲られる。こんなに乗っていたのねぇ、まぁ自分もカメラを向けているのだから人の事は言えない。485系を差しておいて北へと急ぐのはコンテナ貨物列車。
 郡山も雪が積っていた。結構お客策が降りて行く。今度は3分停車。ビール買ってこよ。サッポロ黒ラベル野口英世缶だった。福島県限定だって。飲んでしまえば一緒だけどついつい手を出す。