こちらは八戸線の列車に乗り換えて八戸へ向かう。こんどの列車はキハ40が3連。世の中のキハ40は冷房化が進んでいるけど北東北の車両はまだ。また非冷房車の旅となる。でも意外なほど空気が涼しげで、気温はそれなりかもしれないけど湿気が無くて、冷房が無いことは苦にならない。まもなくブルンブルンと大きなエンジン音を響かせて発車。腕木信号機が目に入った。八戸線ではまだ現役で使われているのねん。タブレット、転轍機の操作小屋に線路沿いに張られたワイヤロープ。ここにも一昔前の旅が残っていた。ガラガラだった気動車も、海水浴帰りのお客さんで次第に混んでくる。海水浴の行き帰りに列車が使われることも今や前代的かなぁ。
