2018-08-15

 5時半に目覚ましを鳴らした。8月15日の水曜日。今日は帰国日。フライトは10時の桃園発。2時間前に空港に着くなら7時には出なくてはならない。事実上、今日は帰るだけの一日だ。
 6時半過ぎにホテルをチェックアウトする。桃園捷運の台北車站まで行く。

 雨では無かったので、外を歩いて桃園捷運の駅まで行ってみた。地上を歩いてみると思ったよりも近いような錯覚を覚える。考えていたより1本早い直達車に乗れた。
 朝の直達車は混んでいた。

 淡水河を潜ると高架に出る。曇り空の台北の背に列車は桃園へ。7:30過ぎに到着。出発階に。


 JALのカウンタは空いていた。この時間、関空ゆきは8:40なので少々遅く、成田行きの10:00には少々早い。ちょうどよいタイミングで到着したようだ。
 予約した通りのエコノミー席を貰って保安検査。制限エリアの中へ。搭乗口の方へ向かうと

 日本航空貴賓室の案内。昔、サクララウンジが無くなって、龍騰貴賓室という、トランスアジア航空運営のラウンジに代わり、そのトランスアジア航空が破綻して、ラウンジが結局JALに戻ってきた、と言う所。でもサクラとは名乗らず、日本航空貴賓室、となった。なんでサクララウンジと呼ばないのだろう。

 場所も当然同じ、雰囲気も一緒であった。早速中に入る。

 ラウンジ内の調度品は昔ながらのサクララウンジの雰囲気。旧桃園サクララウンジが龍騰貴賓室になった時も改装は特に行われなかったから、そのままなのだろうと思われる。一部は日本国内のサクララウンジで見かけるような椅子があったりしたので、多少は手を加えたのかなと言う所。

 嬉しいのはビールの銘柄。何とサッポロビールになっている。前はアサヒだったけどな。北海道大好き人間の台湾人にはちょうど良いのではなかろうか。

 いいね、を点けたくなる写真だ。
 桃園のラウンジといえば焼売に餃子、イマイチ小籠包がトップスリーだったのだが、帰って来た日本航空貴賓室は食事メニューが充実していた。なかでも

 カレーがあるのは特筆というか、最近の標準というか。味は万人受けする日式咖喱。

JL802 JA618J B767-300ER TPE→NRT

 出発は10時ちょうど。20分前を目安に席を立つ。


 10時ちょうどに出発予定の成田ゆき802便。待っているのはウィングレッドが凛々しくそそり立つJA618J。スカイスイート仕様のB767である。当初は虎の子だったスカイスイートもB787にスカイスイート仕様機が増えて来たり、近距離線でもLLCとの差別化を図る必要があったり、とかで、とうとう桃園もスカイスイートに変わった。っーか未改装のA41、スカイラックス装備機も間もなく退役みたいだし。
 出発15分ぐらい前から搭乗開始。

 2-3-2列で座席が並ぶ機内へ。妻と二人、窓通路と2席になるので、これはありがたい。コンセントにUSB、収納も充実しているのも嬉しい。B737の国際線仕様もシートピッチはいまのままで良いから、座席廻りの改修をしてほしい所だけど、無理かなぁ。
 10:02、Doorclose。

 ユナイテッドのB777が先にスポットを離れた後、10:04、Pushbuck。10:10、Taixing。

 係員に手を振られ、誘導路へと進む。EVAのキティジェットの後に続き、滑走路端へ。10:21、Take off RWy23L。

 台湾の大地が広がり始める。飛行機は180度旋回して東へ機首を向ける。


 青空と雲が混じる台湾の空を背に飛行機は東へ向かうとまもなく太平洋上へ。10:28、ベルト着用サイン消灯。
 早々に食事のサービスが始まった。まだ10時半と思いつつ、日本時間なら11時半。ちょっと早いランチになる。朝食は少し遅い目だったんだけどなぁ。

 皿が一皿多い台湾発のJALエコノミークラス機内食。成田からやって来たであろう2つの器の他に使い捨ての器があって、この分が台湾の良心、と言う事になる。

 メインはチキン南蛮と生姜ライスとある。外国人にはチキンライスと紹介していたようだ。

 JALだけでなく各エアラインの日本線で定番中の定番となっている蕎麦が一枠。こんなにメジャーな蕎麦なのに、海外での人気はうどんの方が高いのはなぜなのだろう。

 サラダがあって、

 追加の一枠は玉子豆腐。茸の餡が掛かっている。

 そしてデザート。

 食事を完食した10:53、副操縦士から飛行状況の案内。現在、高度12,000mを順調に飛行中とのこと。成田空港は日本時間の14:20を予定しているそうだ。台風の影響で揺れる旨の説明がある。成田空港の天候は晴れ、気温は31℃とのこと。
 映画を見つつ、東にに向かう。12時半を過ぎて余っているらしい飲み物を振るまわれる。

 もう終盤かと思う。日本時間なら13時半。もう1時間で着陸、と思うと12:45、あと30分で着陸と案内がある。15分後にベルト着用サイン点灯とのこと。急に慌ただしくなった。

 時計を1時間進めると13:45になる。そして14:00、ベルト着用サイン点灯。

 数分後、犬吠埼が見えてくる。銚子の南から突っ込んでいったのでそのまま着陸かと思ったら、

 霞ヶ浦が見えてくる。一度北側に回り込んだらしい。旋回して最終コース。

 14:20、Landing、RWy16L。減速してターミナルへ。思いっ切り南側に回り込み、どこに入るかと思ったら、本館側に行ってくれた。14:27、Spot in SP64。

 さて、成田に到着。明日から仕事なので今日のうちに近江まで行かねばならないが。まずは入国。

 入国と荷物の受け取り、税関の手続きで25分。時刻は15時前。今日はこの後羽田まで行く。

 5分後というバスにバタバタと乗る。横浜の自宅に戻る妻とはここでお別れ。空港を廻る間に満席になり、バスは羽田に向かう。1時間少々掛かって羽田空港の国内線ターミナルまで。

 17:30の予約を持っていてクラスJにアップして貰い、保安検査。小一時間持ち時間があるので、ラウンジに入る。

 軽くビールを飲みつつ、出発を待つ。目の前には

 JA8979、サムライブルーが出発準備中。

JL131 JA8979 B777-289 HND→ITM



 20分前を目安に搭乗口に行く。実際の搭乗開始は15分前。今日はクラスJにアップグレードした代わりに通路側の席を宛がわれている。早々に乗り込み、座る。 

 座席は4列並びだが、読書灯は5個。これがJAS時代の2-5-2列だった頃の名残。そんなものを熱心に撮る間にお客さんが席を埋める。17:33、Doorclose。今日は揺れが予想されるそうで、飲み物のサービスは冷たいものに限るそうだ。
 17:43、Pushbuck。17:48、Taxing。今日は中に入っているので外の様子は良く分からないまま少し遅れた。17:56、Take off RWy16R。
 揺れはさほどの事は無い。大人しく上昇してゆき、18:02、サイン消灯。
 早速サービスが始まる。目新しいのはワゴンで回るのでなく、乗務員が一つのボトルだけ持って「冷たいお茶はいかがですか」「リンゴジュースはいかがですか」と廻る方式。これなら、欲しい人にだけ速やかに行き渡る。フライト時間の短いフライトでは、このスタイルで良いのかも知れない、と思う。

 ひとまず飲み物は貰っておく。
 18:20、ベルト着用サインが点灯する。まだ早いなぁと思っていたら揺れが少々やって来る。直に収まると18:26、サイン消灯。先程のベルト着用サインは予定外だったものかも知れない。最低限、ファーストクラスの後始末をして改めて、と言う事かも知れない。18:30.ベルト着用サイン点灯。着陸態勢に入るとのこと。
 通路越しに生駒山の雰囲気が分かり、伊丹への最終コースに入ったと知る。18:40、Landing、RWy32L。18:42、Spot in SP17。

 8月も中頃、夏至から2か月が経とうとしている大阪の19時前。さすがに薄暗くなっている。少々待って荷物を受け取り、制限エリアの外に出る。
 モノレールに乗るには少々タイミングが悪く、ちょっと考えて新大阪ゆきのバスに乗ってみる。

 19:05の新大阪行き。バスも道も空いていて、所要25分。19:30には新大阪に着く。これなら大阪19:30の新快速に間に合う。

 上手にリムジンバスを使いこなす事が出来た。少々高いが、差額は十分価値がある。電車で1時間少々。近江まで。帰宅すると21時。
 明日から仕事。お弁当も用意したい。ちょっと考えて先日那覇空港で買ってきたジューシーの素で炊き込みご飯にする。3合用なのでいささか多すぎだが、朝昼晩、ジューシーにすれば良い。

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