真っ暗なうちに目覚める。4時とかなら起きようかと思ったらまだ24時。いくら何でも早すぎ。寝る。その後も眠りが浅くて、何度か目が覚め、結局4時半に起き出した。少し京王線恥辱を進めておく。
 外から朗々とした声が聞こえてくる。悲し気な声が延々と続く。この辺りの浮浪者だろうか。聞いていると居た堪れなくなる声が明るくなるまで続く。

 5時半で外は明るくなる。昨日の夕暮れが遅かったのでもう少し明るくなるのが遅いかと思っていた。ホテルの前の広場。既にバスが行きかっており、街が目覚めている事が伝わって来る。
 6時ぐらいから緩々身支度。今日のプランは何となく出来ているが、最初の朝食は決まっていない。調べてみるとロコに人気のI HOPがある事が分かったので行ってみる。

 ロコに人気のI HOP。昔、JET STREAMでそう紹介されていた。言うならばファミレスなので、JET STREAMでわざわざ紹介する店か、と思いっ切り突っ込んだ記憶がある。
 まぁ人気なのは事実らしく、ロサンゼルスのI HOPも混んでいた。席に通され、まずはお飲み物。

 まずはコーヒーを飲んでメニューに目を通す。パンケーキやらオムレツやら並ぶのだが、どれもカロリーが高い。平気で1,000kCalだの1,400kCalだの書いている。結局オムレツとパンケーキ、それにサイドをシェアする事にした。一人1セットは、食べ切れない。

 15分程で注文したものが届く。左のサイドは置いてい置いて、パンケーキ3枚とオム越で1人前って、やっぱり多いよなぁ。これを1人で朝からペロリと平らげるアメリカ人って、やぱり太るよね。



 旨いとは思うけど、一人で食べるなら半分でいい。
 3皿とコーヒー、8%の州税で25ドル少々。お会計はテーブルで。こちらからすると気取らないファミレスだが、郷に入るとファストフード以外はみんなテーブルチェックになる。チップを含めて30ドルにしておく。3400円ぐらいと考えると朝から結構な出費。でも日本以外は物価が上がっているから段々と自分の感覚から乖離してゆくことになる。
 ゆっくりとした訳でなく、お店のリズムに合わせるとゆっくりとしてしまった。まもなく10時。そろそろ動く。
 さて、今日はこれから西方面へゆく。I HOPの近く。ロサンゼルスメトロの7th St/Metro Center駅に出る。ここはロングビーチに行くブルーライン、サンタモニカに行くエキスポラインの始発駅。ユニオンステーションとハリウッドを結ぶレッドラインも通る主要駅。今日はそれなりに乗りそうなので1日乗車券を買い求める。

 ロサンゼルスのICカード、Tapに一日乗車券情報を読ませた物を手に入れる。Tapカードのデポジット代が2ドル。一日乗車券は7ドル。メトロの運賃は1乗車毎1.75ドルの均一なので4回乗れば収支均衡となる。
 今日はサンタモニカ方面へ。

 地下駅にやってきたのはLRTタイプの車両が6両つながった列車。こちらに乗り込む。5〜6分待っただろうか。発車となる。地下から地上に出て‎ひとつ駅に。そして

 ロングビーチに向かう線路が分かれてゆく。この辺り、主要道路との交差点では電車が停められたりして、なかなか速度が上がらない。それでも郊外に出ると専用軌道に入り、速度が上がる。

 道路との交差部は高架になった。
 サンタモニカまでは50分程の旅。7th St/Metro Centerを出た時には立客が出る程だったが、西に向かうにつれて車内は落ち着いてくる。ロコに人気のI HOPよりも心なしか有色人種の人が多いような気がして、言っちゃ悪いが、クルマを持てない人の脚、であろうことは否めないロサンゼルスメトロ。それでも身の危険を感じる事は無く、快適に運んでもらえる。
 再び道路の上にでて少々。終着、サンタモニカダウンタウンには10:44の到着。


 降りてくる人はみんな観光、という雰囲気の人たち。このサンタモニカダウンタウン駅から有名なサンタモニカピアまでは徒歩で5分程。

 もちろん、今日の目的地はサンタモニカピア。そちらに向かって歩く。何か、片瀬江ノ島から江ノ島目指して歩くようなそんな気分に浸りつつ、

 サンタモニカピアに着く。

 ここから太平洋へ続く木の桟橋を少し歩いてみる。

 ピアの脇には海岸線が続いている。やっぱり、これは江ノ島だ。


 ベタだけどルート66の看板をありがたく撮る。
 1時間ほど滞在して太平洋を眺め、出店を冷やかし、駅に戻る。本当はお昼をサンタモニカで食べて行こうとしていたけど、お腹が空かない。先へと向かう事にする。

 帰りは新車だった。近畿車輌2015の銘板が見える。こちらの電車に揺られて、途中のエキスポ・パークUSC駅で降りる。ここから駅の近くにある

 カリフォルニア・サイエンス・センターへ。

 基本無料の施設でアポロ宇宙船の展示があったりする中で、ぜひ見たいのが退役したスペースシャトルエンデバー。さすがにエンデバーの展示部は有料。

 勝手が分からなかったが駅とは反対側の窓口でエンデバー見学用のチケットを購入する。ネットで見ると2ドルのなのだが、今回払ったのは1人3ドル。値上げしたのかも知れない。それでも3ドルはアメリカの物価を思うと安い。
 チケットを見せて有料施設へ。まずはスペースシャトルのミッション紹介エリア。

 この展示施設に外部燃料タンクを運んでいる様子を映像で流している。パナマ運河を越えるシーンを写してみた。
 さて、次はいよいよエンデバーとのご対面。1階にある展示建屋に移る。

 本物のスペースシャフトが、いた。

 操縦席の窓ガラス脇にEndeavourの文字。耐熱タイルが貼られた表面はテレビで遠目にみるのと違ってその任務の過酷さを物語っているようだ。

 背面に廻ってみた。メインエンジンがずいぶんと大きい。その割に翼が小さく見えるけど、自力で離陸するわけでないから、まぁいいのか。

 旅客機と同じように尾翼を撮ってみる。この角度で見ると耐熱タイルがやはり目立つ。
 最後は先程映像で輸送風景をみた外部燃料タンクの

 実物を。バカでかい。

 入る建屋が難しいのか、こちらは屋外展示。その大きさに圧倒されて見学は終了となる。
 時刻は14時を過ぎた所。さすがに昼食を頂こうかと思う。サイエンスセンターの中にフードコートがあったのでそちらで。


 ピザなのだが、一人一つは多すぎるので二人でシェアする。飲み物と合わせて17ドルほど。野菜不足が気になったのでベジタブルピザ、にしたのだが、オリーブとピーマンだったから、あまり野菜感は無い。
 さて移動開始。今日は一日乗車券を生かして別方向に振る。

 一旦、エキスポ・パークUSC駅へ。エキスポラインで7th St/Metro Center駅へ戻る。昼下がりの電車は先程よりも空いている。意味なくウロウロ落ち着かない人が乗っていて、緊張を強いられたが幸い何もなく終着まで。ここでレッドラインに乗り換える。

 ロサンゼルス中央駅ともいえるユニオンステーションからノースハリウッドまでを結ぶレッドライン。こちらは電車、という体裁の3ドアステンレス車輌がやって来る。セミクロスシートの車内、立ち客が出るほどの乗り具合。ハリウッドへ向かう路線のお客さんは先程のエキスポラインに比べると上品で警戒の気持ちも少々緩む。
 今日はハリウッドバイン駅で降りる。

 映画の都、らしくフィルムケース、でいいのかな、で装飾された駅構内から地上へ。

 ここからバスに乗り換える。ちょっと間があって20分程待たされたが、

 ロサンゼルス市が運営するバス。運賃は一人50セントと格安。

 お客さんは地元の人が二人と自分たち二人の4人。
 このバス。ハリウッドから山側の住宅地へと入って行く。その途中、適当な所でおりる。


 なんてことはない山腹の住宅街。観光地でも何でも無いけど、

 ハリウッドサインが道の向こうに見えている。

 少し離れた道の中ほどの方がよく見えるみたいだ、
 あまりに夢中になって折り返しのバスは逃してしまった。しばらく待って

 また同じバス、同じ運転士のバスに乗る。今度は地元の人1人。自分たち2人のバスでハリウッドバインまで戻る。
 ハリウッドバインでは妻が行きたいというスーパーに寄り道する。元々ワイン卸から始まった店でワインが安いという。確かに安価で1本、スパークリングを勝ったら6ドルだった。
 ここの店、客層は土地柄を反映しているのか、裕福そうな人が多い。昨日のダウンタウンの店と比べてしまう。明らかに断絶がありそうな気がする。
 地下鉄でダウンタウンのホテルに戻ると18時だった。まだ外は明るい。そろそろ夕食を考える。本当ならサンタモニカで行きたかったというハンバーガー屋がリトルトーキョーにもあるようなのでそちらに向かう事にした。
 グーグルでルート検索をするとバスでの移動を薦められる。指定されたバス停へ。ホテルの東側、浮浪者の多くなるエリアなのだが、確かに物乞いをして回る人が一人。明るいうちなのでまだまぁ、だけど、夜は近付かない方が賢明そう。
 変なトラブルになっても嫌なのでバスの写真は撮らずに乗る。リトルトーキョーまでは10分程。

 日本日本したリトルトーキョーに少々口をあんぐりしつつその近くのハンバーガーショップへ。

 こちらの店舗に入る。夕食時だが店内、先客は三組ほど。身の危険は感じないけど、まぁ、先程のハリウッドよりはダウンタウンの雰囲気に近い所なんだろうなぁとは思う。
 注文を入れる。飲み物は大ぶりなコップを渡されて自分で注ぐ方式。昼のフードコートと同じだ。

 コーラは飲み飽きたのでアイスティーにする。待つことしばし、注文した品が到着。


 ハンバーガーは美味しいのだけど、一日三食、こんなのだと少々飽きが来る。2人分の山盛りポテトは少し持ち帰り、ホテルでビールのつまみにする。
 帰りは同じバスに乗る気がせず、遠回りだけど鉄道で帰る事にした。リトルトーキョーのほど近くにLRTの駅がある。ゴールドラインのリトルトーキョー。ここから一駅、ユニオンステーションまで向かう。

 AZUSA、なんて日本語を思い起こす地名が行先のLRT。今日は一駅乗るだけで降りる。ここから

 地下鉄のレッドラインで二駅。バスより時間がかかるが、よりホテルに近い駅まで戻る事が出来る。駅の入り口もゴミが多く、人が屯していて、決して良い雰囲気ではないのだが、まぁまだマシ。

 20時半過ぎ。西が辛うじて明るい時間にホテルに戻る。部屋で軽く飲む。少し京王線恥辱を進めるつもりが22時前に眠くなり、就寝。